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イソトレチノインの自己輸入の危険性について警告

イソトレチノインの自己輸入の危険性について警告

イソトレチノインの自己輸入の危険性について警告

【皮膚科専門医が解説】イソトレチノインの自己輸入 知らないと危険なリスク

近年、重症ニキビに対して高い効果を示す「イソトレチノイン(内服薬)」が注目されています。
一方で、インターネットを通じた“自己輸入”による使用が増えており、医療現場では非常に懸念されています。

皮膚科専門医として、結論からお伝えします。
イソトレチノインの自己判断での使用は、強くお勧めできません。


■ なぜ自己輸入が危険なのか?

① 偽薬・品質不明のリスク

海外からの個人輸入薬の中には、

  • 有効成分が含まれていない
  • 不純物が混入している
  • 保存状態が不適切

といったケースも報告されています。
「同じ成分」と書かれていても、安全性は保証されていません。


② 副作用の管理ができない(ここが問題!)

イソトレチノインは効果が高い一方で、

  • 肝機能障害
  • 脂質異常(中性脂肪上昇)
  • 強い乾燥症状
  • 効果が出ない場合診断を検証できない

など、全身への影響が出る可能性のある薬剤です。

本来は

  • 定期的な血液検査
  • 用量調整
  • 副作用チェック

を行いながら、安全に使用する必要があります。


③ 妊娠に対する重大なリスク

イソトレチノインは強い催奇形性があり、
服用中および一定期間は絶対に妊娠してはいけません。

適切な避妊指導や管理なしに使用することは、
将来に関わる重大なリスクとなります。


④ 用量・期間の誤り

イソトレチノインは

  • 体重に応じた投与量
  • 累積投与量(トータル量)

が非常に重要です。

自己判断での服用では

  • 効果が不十分
  • 再発しやすい
  • 副作用だけ強く出る

といった問題が起こりやすくなります。


■ 安全に治療するために

イソトレチノインは、正しく使えば非常に有効な治療です。
しかしその反面、「医師管理下で使うべき薬」の代表でもあります。

当院では

  • 肌状態の評価
  • 適切な用量設定
  • 定期的な血液検査
  • 副作用のフォロー

を行いながら、安全性を最優先に治療を行っています。


■ 最後に

「安く治したい」というお気持ちはとてもよく分かります。
しかし、自己輸入による治療は取り返しのつかないリスクを伴う可能性があります。

安全に、確実に改善を目指すために
ぜひ一度、医療機関でのご相談をおすすめします。


■ 皮膚科専門医として

ニキビ治療は「正しい方法で続けること」が最も重要です。
患者さま一人ひとりに合わせた、安全で効果的な治療をご提案いたします。


またイソトレチノインは終了したあとの維持方法も重要で当院ではそれらのケアについても

終了する際に院長から全員に説明しています。

価格には、責任と安全がついているものです。

安いからという安易な理由で副作用やリスクを軽視しないよう喚起させていただきます。