プラズマは固体・液体・気体のいずれとも異なる、物質の第4の状態です。
プラズマシャワーは、このプラズマを応用して行う治療法です。
プラズマは皮膚の表面から表皮レベルまで作用し、別々の効果をもたらします。
プラズマシャワーには、大きくわけて4つの作用があるとされています。
①強力な滅菌力でさまざまな皮膚トラブルを引き起こす細菌を死滅させます。にきび治療にも有効です。
②TDDS(経皮ドラッグデリバリーシステム)が優れています。
皮膚細胞を結合している細胞接着分子(CAMs)を切断することで、薬剤を選ばず高度な浸透率をもたらします。
必要な薬剤の皮膚組織への吸収を助ける働きがあるため、お悩みに応じた薬剤を導入させることができます。
薬剤は多数準備しております。都度ご相談ください。
③メラニン色素を抑制し、抗色素沈着化粧品の吸収力アップによる抗色素沈着効果があります。
④コラーゲンおよび線維芽細胞の生成を刺激し張りをだす作用があります。
このようにレーザーとは違い、皮膚・血液・表皮組織には衝撃を与えませんので、
皮膚疾患の治療、滅菌、吸収性、皮膚の再生、抗色素沈着、弾力性の向上に特に効果を発揮します。
導入できる薬剤もお悩みにあわせて多数扱っております。
幹細胞順化培養液の役割
幹細胞順化培養液にはさまざまサイトカインといわれる物質がふくまれます。
当院で採用している幹細胞順化培養液には成長因子が200以上含有されていることが
日本の研究機関で確認されています。
また骨髄幹細胞順化培養液サイトプロには下記のサイトカインを中心に含有されています。
老化と幹細胞の数の関係性
・間葉系幹細胞の数の年齢による推移
幹細胞は、10 代から減少傾向が見られ、30 歳を過ぎる頃には乳児の持つ数に対して 4% ほどしか残りません。
それに伴い、治癒を促進し、抗炎症効果のあるサイトカインも同時に減少します。
老化が進むと、傷が治りにくくなったり、ターンオーバーが滞って
シミやたるみになるのは、そのためです。
つまり、サイトカインの補給がそれらを防ぐ役割を担っています。
そのため当院ではプラズマシャワーや水光注射、メソニードルセラピーの際に
様々な幹細胞順化培養液を選択できます。
プラズマシャワーの起こりえる副作用として痛み、一時的なあかみ、熱傷があります。